2019/20シーズン FAカップ3回戦 リヴァプール VS エヴァートン

プレミア勢が参加し始めるFAカップ3回戦。相手はさっそくプレミアのクラブでしかもアンチェロッティが就任したエヴァートンと、嫌がらせのような組み合わせ。

主力は温存したいけどアンフィールドでエヴァートンに負けられないという悩ましい一戦。南野のプレーにも注目のFAカップ3回戦を振り返りましょう。

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スタメンと結果

大注目の南野はスリートップの真ん中、フィルミーノの位置でスタメン起用となりました。カップ戦とはいえアンフィールドでしかもマージーサイドダービーでのスタメンデビュー! どんなプレーを見せてくれるか楽しみですね。

大幅にターンオーバーを行い、トップチームでよく見かけるメンバーは、オリギ、ララーナ、ゴメス、ミルナー、そしてアドリアンくらい。半数以上を若手とニューカマーでの構成。

一方エヴァートンはほぼフルメンバーとなっています。めっちゃガチやん。

1st HALF 南野デビュー! 連携面は課題多し

ダービーとはいえ、普段よりも圧倒的な歓声に包まれるアンフィールド。若いチームに送られる凄まじい後押しを受けながら、試合は南野のキックオフで開始。

立ち上がりの3分、エリオットの前線からの猛烈なプレスにウィリアムスとララーナが連動、出しどころを限定させてチリベジャが回収。そのままウィリアムスに預けると精度の高いクロスでチャンスを演出と、リヴァプールらしいハイプレスとサイドからの攻撃を見せます。

その後簡単に最終ラインの裏をぶち抜かれて決定機を作られますがアドリアンがナイスセーブ! 前への推進力と勢いはありますが後ろがガバガバの予感。

さらに開始6分でミルナーが負傷のためラルーチとの交代を余儀なくされます。ミルナー怪我はやばい。誰がケガしてもやばいと言っていますが、ミルナーはガチのやつ。

ラインの乱れを突かれて裏を取られる場面も多く、特に高い位置を取りがちなラルーチサイドを攻められます。それでもゴメスがかなり広い範囲をカバー、通されたとしてもアドリアンがビッグセーブと違いを見せます。

気になる南野のプレーはは少し足元で受けようとしすぎている印象。ですが次第に背後を取る動きも見られるようになり、右サイドでのエリオットとの絡みは可能性を感じました。中央をドリブルで突破する場面や、クロスに合わせる決定機など、30分以降はアンフィールドを沸かせる場面もチラホラ。

落ち着きのないハイスピードな内容となったこの試合は、ひとまず0-0でリヴァプールがしのいだ形で前半を終えます。

2nd HALF チェンバレン完全復活か!?

ほぼフルメンバーのエヴァートンに対して、アドリアンのビッグセーブはあったものの互角以上の戦いをしているリヴァプール。後半もアンフィールドのKOPたちの後押しを受けてさらに躍動。

南野が相手ボランチの前で出しどころを限定しつつ牽制、SBへボールが出たところへオリギ、エリオットの両ウィングがプレス。SBから中盤へ出されたボールをIHのララーナやジョーンズがしっかり回収する。

精度やスピード感は劣るものの、セカンドチームでもクロップリヴァプールのスタイルはバッチリと浸透しているようでエヴァートンを圧倒。このチームがプレミアで試合をこなしても、トップ10いけるんじゃないかという気すらする内容。

それにしてもララーナは最終ラインまで降りてボールを受けつつ、最前線でチャンスメイクを行うなど、当たり前ですがこのメンバーの中では強さ、速さ、判断力、全てにおいて頭一つ抜けた存在でした。それでもサブになってしまう、現スタメン組の化け物ぶりを改めて感じる試合でもありました。

リヴァプール優勢ながらも0-0のまま試合は進み69分、南野が退きチェンバレンが投入されます。なかなかパスが回ってこず、試合に入りきれていたとは言いづらい内容でしたが、まだ合流してから1週間も経っていない状況。これからに期待しましょう!

するとその直後の71分、オリギからの折返しを受けたジョーンズが右足で巻いたシュートを放つと、ゴール右隅に吸い込まれゴラッソ。やっぱり若手がチャンスを活かすためにギラギラした試合は個の力が重要ですね。南野頑張れ。

その後はララーナとチェンバレンのIHコンビになると中盤を圧倒、特にチェンバレンはクラブワールドカップでの怪我がかなり心配でしたが、案外早く復活してくれた上にキレッキレで頼もしい。

結局ガチモードで来たエヴァートンにほぼ何もさせず1-0で完勝。リヴァプール強すぎる!!

今節の推しプレー

61分 南野も絡んだ右サイドの崩し

ほとんど連携らしい連携が取れなかった南野ですが、このシーンでは中盤までマークを引き連れつつ降りてきてパス交換。自らが空けたスペースでボールを受け直すとそのままフリーで運び、最終的にウィリアムズが敵陣深くまで入り込むところまで行きました。

判断の遅さや噛み合っていない感じもありましたが、役割としてはまさにフィルミーノがこなしているようなもの。SBのウィリアムズが深い位置を取れるまでの流れは、フィルミーノが中盤でボールをさばき、サラーやヘンダーソンを経由してアーノルドが深い位置からクロスという、鉄板の攻めの形に通ずるようなシーンに見えました。

南野にとって納得のいく内容では無かったと思いますが、できることの片鱗は見ることができたと思います。

データで振り返る

平均ポジションとヒートマップ
出典:WhoScored.com

序盤こそエヴァートン優勢でしたが、前半の途中からは完全にリヴァプールがペースを握る展開になりました。最終的にポゼッション、シュート数といった攻撃的なスタッツは全てリヴァプールが上回る結果。メンバーだけを見ると負けてもやむを得ずと思っていましたが、エヴァートン大丈夫か!?

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