2019/20シーズン 第15節 リヴァプール VS エヴァートン

連戦のつづく12月第一戦はエヴァートンとの因縁のマージーサイドダービーです。首位独走中のリヴァプールに対して、降格レースに片足を突っ込む絶不調のエヴァートン。

チームの完成度では圧倒的にリヴァプールに分がありますが、ダービーマッチに関してはライバル心むき出しで謎の力を発揮してくるエヴァートン。昨シーズンも苦戦した結果、終了間際にオリギのミラクルゴールで勝利したことは記憶に新しいところ。

今シーズン初となるマージーサイドダービーの結果はどうなったのか。振り返ってみましょう。

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スタメンとスコア

前線ではサラーとフィルミーノを控えに、オリギとシャキリを投入。シャキリは今シーズン初のスタメンとなります。中盤にはララーナとミルナーを起用し、GKは前節レッドカードのアリソンに代わりアドリアンが入るなど、大幅なターンオーバーを実施

マージーサイドダービーでここまで大幅なターンオーバーをするとは思いませんでしたが、相手の順位や今後の日程も考えると妥当かな。シャキリやオリギの得点に期待!

1st HALF マネ無双!壮絶な点の取り合い

リヴァプールはオリギをワントップに、ララーナをトップ下に置き、ミルナーとワイナルドゥムが2ボランチを務める久々の4-2-3-1の布陣。対するエヴァートンは3バックを採用、守備時に5-4-1となる守備的な布陣でのマッチアップとなります。

かなりラインを高めに設定しているエヴァートン。リヴァプール両SBにボールが入ったところを、イウォビとリシャルリソンの素早いプレスでボールを奪い、中盤4枚とワントップのルーウィンによる厚いショートカウンター狙い

早速5分すぎに右サイドからボールを奪われ自陣深くまで攻め込まれますが、人数をかけた攻撃は逆にリヴァプールの十八番であるカウンターの餌食。

ボールを奪い返したリヴァプールはトップ下に入ったララーナを経由してマネへ、マネがドリブルで運びながらトップスピードで走るオリギへスルーパスを出すと、受け取ったオリギはGKを交わして無人のゴールへシュート。久々に超気持ちいいカウンターが炸裂しました!

相変わらずハイラインで構えるエヴァートン、5バックのライン設定も割とガバガバで裏抜けからの得点も狙えそう。

17分にはアーノルドからの超精度サイドチェンジからマネを経由して、斜めに走り込んだシャキリが抜け出してゴール! 出れば結果を出すシャキリがまたしてもやってくれました。それにしてもその前のアーノルドは理不尽すぎる笑

楽勝ムードかと思いきや、21分にはショートコーナーからの崩しに対応しきれずお約束の1失点。2-1になるの早くない? 点の取り合いになりそうな予感。

そして31分にはロブレンのロングフィードに抜け出したオリギが、技アリのトラップから冷静にゴールに流し込んで3点目。今日はディフェンスラインからのロングフィードが面白いほど決まります。たまらずエヴァートンはメンバーチェンジ、4-4-2へとシステム変更をします。

その後少し落ち着いた内容になるものの、終了間際の45分、エヴァートンのコーナーキックからの流れでボールを奪うとマネとアーノルドによる高速カウンターが決まりこの試合4点目。ここまでアシスト2つのマネにゴールも生まれ、手がつけられない状態。

しかしその直後の48分には、代わって入ったベルナルジのクロスにリシャルリソンが合わせてエヴァートンも2点目、点の取り合いとなったダービーマッチは4-2で折り返します。

2nd HALF 前半とは一転した塩試合

合計6ゴールが生まれた前半とは打って変わり、硬い入りとなった後半。4-4-2にシステム変更して守備が安定し始めたエヴァートンに対し、最終ラインからの一発裏抜けは狙えそうになくなったリヴァプール。

ララーナやシャキリを経由しつつビルドアップを図る戦術に切り替え、前半と比べポゼッション率もかなり高くなりましたが、シュートまではなかなか行けず。

試合内容が停滞する中、72分にララーナとオリギを下げてヘンダーソンとフィルミーノを投入。ヘンダーソンがアンカーに入り、フィルミーノがトップを務めるいつもの4-3-3にシステムを戻します

ヘンダーソンからのロングフィードでマネが2度決定機を迎えますが、ともに外してゴールならず。エヴァートンもモイーズ・キーンが決定機を外しお互い前半の決定力はどこへやら。

このまま試合終了かと思われた終了間際の90分、フィルミーノが左サイドでボールを持つとホルゲイトを一瞬で抜き去りマイナスのクロス。これを受け取ったワイナルドゥムが冷静にゴール右隅へ流し込み5点目

このまま5-2で試合は終了。大幅にターンオーバーをしつつ、オリギやシャキリのゴールも生まれダービーを制する最高の結果となりました。

さらに連続32試合無敗というクラブレコードに加え、クロップがプレミア100勝、ロバートソンはリヴァプールでの出場100試合とメモリアルな記録が生まれたこの試合。過密日程となる12月の初戦をポジティブに乗り切ることができました

今節の推しプレー

52分 ロストからの素早い切り替え

ララーナが前線でボールをロストすると、ホルゲイトからイウォビへ縦パスが入り一気にカウンターのピンチを迎えそうな場面でしたが、しっかりとケアしていたミルナーがボールをカット。

その後マネが相手を2人を引きつけつつボールを保持すると、空いたスペースに走り込むロバートソンへパス。ロバートソンのクロスにオリギが合わせてシュート、これはブロックされますがしっかりと詰めていたミルナーがミドルシュート。これもブロックされて結果コーナーキックとなりましたが、攻から守、守から攻の素早い連動が徹底されていて、今の強いリヴァプールを象徴するようなシーンでした。

69分 紳士ワイナルドゥム

モイーズ・キーンへの縦パスに反応してブロックするワイナルドゥム、キーンに相当引っ張られて倒されますが、立ち上がるとハグしてすぐにその場を収めます。

前半ではロバートソンやアーノルドがそれぞれやり合う場面もありました。ダービーなんである程度はいいと思いますが、熱くなりすぎず大人な対応をするワイナルドゥムはイケメンでしたね。

データで振り返る

平均ポジションとヒートマップ
出典:WhoScored.com

スタッツ的には互角の内容ながら、リヴァプールは枠内シュート5本がすべて決まる決定力の高さ。シュート数、コーナーキック数ともにエヴァートンが上回りましたが、久しぶりにリヴァプールらしい高速カウンターが見られる試合になりました。

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