2019/20シーズン 第8節 リヴァプールVSレスター

リーグ戦、チャンピオンズリーグと薄氷の勝利がつづくリヴァプール。第8節はレスターをアンフィールドに迎えます。第7節を終了した段階で、4勝2分1敗と3位につける好調ぶり。この時点では奇跡の優勝を果たしたシーズンよりもいい成績とのことで、波に乗るやっかいな相手です。

開幕からゴールを重ねるヴァーディの一発には注意が必要ですし、マグワイアを抜かれたものの、ここまで5失点とリヴァプールと並ぶ最小失点を誇るDFラインの攻略も必須。今シーズンからリヴァプールの前監督であるロジャースが率いるレスター。調子の上がらないBIG6よりも苦しむこと必至の戦いは、後半のアディショナルタイムの劇的なPK弾により2-1の勝利。これで開幕から8連勝!調子よすぎてこわい笑

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スタメン

マティプ負傷の影響で久しぶりにロブレンがスタメン起用に、そしてヘンダーソンに代えてミルナーがIHをつとめます。フロントスリーは位置を変えてサラーがトップ、フィルミーノが左でマネが右にまわる変則システムを採用しました。

1st HALF マネという最高の矛と盾

サラーが高い位置を保ちながら、それぞれ左と右に移ったのフィルミーノとマネが深い位置まで下りて守備も行うスタイル。序盤はトップのサラーを裏抜けさせるシンプルな攻撃で攻めます。しかし、サラーのマークに付くソユンジュの対応がよく決定機を作るまでは至りません。

レスターはマディソンを経由しながら両サイドを使う攻撃をしかけます。特にチルウェルとティーレマンスのサイド攻撃が驚異。最近サラーとアーノルドの右サイドスペースを使われて攻撃されることが多かったですが、マネを右サイドに移して守備のタスクを増やしたことは大正解!チルウェルをしっかりマークして攻撃の芽を摘み取ってくれました。

アーノルドのクロスなどから一発のチャンスは作りますが、 フィルミーノが左サイドに移っている影響か、効果的な攻撃はなかなかできません。35分前後でフロントスリーの位置をマネを左、サラーを右、フィルミーノ中央と普段のシステムに戻すと直後の40分に先制点が生まれます。

ミルナーとロバートソンが自陣の深い位置でワンツー。そしてミルナーがスペースへ出したロングパスは走り込んでいたマネのもとへ、受け取ったマネがGKとの一対一を冷静にゴールへ流し込み先制点。リヴァプールに来てから100試合目で50得点とメモリアルなゴールになりました!

その後フィルミーノとマネで決定機を作りましたし、サラーの落としからミルナーの決定機も生まれ、やはり攻撃に関してはこの並びが一番ですね。終了間際にはヴァーディの決定機も生まれましたが、この日は世界最高の男だったロブレンが防ぎ前半は終了します。

2nd HALF リヴァプール対策でダイヤモンドが流行りそう

後半はふたたびサラーがトップに移るシステムに変更して開始、サラーの裏抜けを狙うシンプルな攻撃をしかけますが、やはりソユンジュがいい対応。サラーに走り負けしていませんしマグワイアが去ったあとも失点が少ないのも納得。それでもソユンジュを背負った状態から反転して抜け出し、ファールをもらうなどサラーもさすがのプレーを見せてくれます。

マネとフィルミーノが中盤のラインまで下りて4-5のブロックをつくり、チルウェルとペレイラのレスター両SBの攻撃をストップ。ヴァーディの裏抜けもファン・ダイクとロブレンがしっかりとカバーしてレスターの攻撃をシャットアウト。65分に一度だけオルブライトンからヴァーディへ、ロブレンの裏を狙ったボールが通りますが、ここはアドリアンが落ち着いてセーブ。レスターにシュートの機会も与えない完璧な試合運びを見せます

レスターは75分、プラートからペレスに交代するとマディソントップ下、エンディディをアンカーに置くダイヤモンドシステムに変更。先日のCLザルツブルク戦では同じシステムに変更されてから一気に3失点しているので注意が必要ですが80分、代わって入ったペレスのスルーパスに中央で反応したマディソンがシュート、これがアドリアンの脇をかすめて同点ゴールを決められてしまいます。ファビーニョの脇にあるスペースを使われて、CBの裏を完璧に抜かれた敵ながら見事なゴールでした。システムを変更しておそらく狙い通りのプレーでしょう、レスターやっぱ強いですね。

残り10分という時間帯での同点弾で、レスター側のテンションも上がりまずい展開。しかも終了間際にはチョーダリーの悪質タックルでサラーが壊されて最悪。ララーナと交代の際は足を引きずりながらも軽く走れてはいたので、長期離脱にはならないと思いますが非常に心配です。

試合は後半アディショナルタイム、オリギの中央突破がきっかけとなりマネがエリア内で倒されPKをゲット。ここでPK職人ミルナーの出番、今日のスタメン起用はこのためかというほどの落ち着きでしっかりこれを決め、2-1で試合終了。難しい相手でしたがアンフィールドで勝ち点3を獲得し開幕から8連勝としました。

今節の推しプレー

26分 マネSB顔負けのタックル

今節では右サイドへまわり、チルウェルとティーレマンスの攻撃をストップする役割も担っていたマネ。ショートコーナーから右サイド側でチャンスを作られますが、ボールを運ぶチルウェルに猛烈なスライディングタックル。解説の戸田さんがまるでSBのようと話していましたが、まさにSB顔負けの素晴らしい守備でした。その後も抜かりない守備対応を見せるだけでなく先制ゴールも奪い、攻守にわたり大活躍でしたね。

スタッツで振り返る

平均ポジションとヒートマップ
出典:WhoScored.com

1失点はしたもののシュートを2本に抑え、ほぼレスターの攻撃をシャットアウト。ポジションチェンジによりマネが右サイドをしっかりとケアしてくれていました。久々のスタメン起用で不安だったロブレンも安定した守備を見せてくれて活躍。ミルナーも1ゴール1アシストと結果を出し、内容も伴った勝利となりました。

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