2019/20シーズン 第21節 リヴァプール VS シェフィールド・U

前半戦を折り返した時点で18勝1分け0敗と異常な強さを発揮するリヴァプール。イングランド・フットボールの歴史においても最も勝ち点を稼いでいる今シーズン

2020年最初の相手はアウェーで大苦戦したシェフィールド・U戦です。昇格組ながら確かな実力でトップ10で折り返した曲者チーム。アンフィールドで勝点を落したくは無いですが試合はどうなったのか。

前回対戦の振り返りはコチラ↓

2019/20シーズン 第7節 シェフィールド・U VS リヴァプール
大幅にターンオーバーを行い勝利した、カラバオカップMKドンズ戦から中2日。敵地へ乗り込んでの第7節は、13シーズンぶりにプレミアの舞台へ戻ってきたシェフィールド・Uとの一戦。主力組は1週間しっかりと休み、昇格組に手こずっている場合ではない...
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スタメンとスコア

ケイタがスタメン入りを予定されていましたが、練習中の負傷によりミルナーが代わりにスタメン入り。調子が上がってきたと思えば負傷するケイタ… なんとかならないものか。

1st HALF 覚醒するヘンダーソンのプレー

立ち上がりから、前2枚のムセとマクゴールドリックがファン・ダイクとゴメスに対してしっかりプレスをかけるシェフィールド・U。対するリヴァプールはプレスをいなしつつ、両サイドからゲームを作り、中盤でボールを回収するいつものスタイルで挑みます。

まだ互いのプランを探る状態の開始4分、ファン・ダイクのロングフィードをロバートソンが受けると、マークしていたバルドックがスリップ。ロバートソンがフリーでクロスを上げると、走り込んだサラーが合わせて先制ゴール

ラッキーな形ではあったものの、難敵相手に早い時間帯に得意な形での先制点、一気に試合が楽になりました。

その後もCBからのロングフィードと、両SBを起点とした多彩な攻撃を仕掛けるリヴァプール。今日はサラーのシュートも枠内へ行くしゴール量産も期待できそう、ですが相手GKのヘンダーソンが当たり日のようでナイスセーブ

こちらのヘンダーソンも、ファビーニョ離脱後にアンカーポジションを任されてから絶好調。中盤でボールをつなぎ落ち着かせる役割を担いつつ、シェフィールド・Uボールになると的確なポジションニングで即ボールを回収。リヴァプールの攻から守、そして守から攻の要となる存在になっています。

追加点は奪えないもののほとんどシェフィールド・Uに仕事をさせない試合は、途中ベンチに座る南野のチラ見せも交えつつ、前半を1-0で折り返します。

2nd HALF 王者の風格漂う戦い

前半の序盤は激しくプレスを仕掛けてきたシェフィールド・Uですが、後半は完全に自陣に引いてブロックを作ります。

リヴァプールは最終ラインでボールを回しつつ隙を伺いますが無理はしません。ゆっくりとポゼッションしながら、打開できそうな局面で一気に全体のギアを上げてシュートまで持っていく。完全に王者のサッカーを展開。

64分にはシェフィールド・Uの攻撃を凌ぐと、アリソンからロバートソンを経由してマネにボールが渡り、得意の高速カウンターが炸裂! マネからボールを受け取ったサラーがボールをキープしつつ、ゴール前に走り込んだマネに合わせると、これをマネがゴールに叩き込んで追加点

ほとんど2人で崩しきってしまう理不尽なゴールで突き放すと、このまま試合を圧倒しつづけ、まったくシェフィールド・Uを寄せ付けません。

後半アディショナルタイムにはサラーに代えてエリオットを投入。時間が少なすぎてボールタッチの機会が無かったのが残念でしたが、今後この最強チームのアイデンティティを受け継いで大暴れして欲しい若手の筆頭。たとえ1分でもトップチームの一員として、アンフィールドでの空気に触れることができたのは大きい収穫になったと思います。

難敵と思われたシェフィールド・Uを圧倒して2-0とクリーンシートでの勝利。これで昨シーズンマンチェスター・Cに敗戦して以来、1年間無敗というとんでもない記録を打ち立てました。というか昨シーズンもマンCに負けただけなので2シーズンを股にかけて1敗のみ…

毎試合ハラハラしながら見ていますが、後々伝説のチームと言われるような、とんでもないものを見ている気がしてきました。このまま一つ一つ勝点を積み重ねて、その先に訪れる歓喜の瞬間を信じて応援するのみ!

今節の推しプレー

9分 ワイナルドゥムのボールキープ

サラーが中盤でボールをロスト、そのまま相手に渡ると一気にカウンターを受けそうなまずい局面でしたが、ワイナルドゥムが上手く身体をマクゴールドリックの前に入れてキープ。

その後ノーウッドも加わり2対1にされますが身体の強さを活かしてキープ。ファウルを受けてマイボールにしました。

フロントスリーや両SBのプレーのようなハイライトされる場面は少ないですが、ヘンダーソンとともに攻守の要役となってくれるワイナルドゥムのプレーも、今の強さを語る上で欠かせないですよね。

90分 オリギの鬼帰陣ブロック

終了間際にゴメスがシャープに背後を取られて決定機を作られますが、シャープのクロスには全力で帰陣するオリギが対応。マークしていたバルドックにボールを触れさせること無くクリア。

失点してもおかしくない場面でしたが、一瞬マネってまだいたっけと勘違いするくらいナイスな守備でした。オリギがこのプレーをしてくれるとますます隙の無いチームになりますね

データで振り返る

平均ポジションとヒートマップ
出典:WhoScored.com

シュート数はこちらが19本に対して相手は3本とほぼ完封、まさに圧倒した試合内容でしたが、この試合である記録が生まれました。

パス数の969本がプレミアリーグ史上最多となったようで、マンCが2018年に記録した942本を大幅に更新。リヴァプールといえばゲーゲンプレスでのカウンターのイメージが未だに強いですが、ポゼッションしながら試合を支配する、したたかな試合運びも巧みにこなせるようになりましたね。

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