2019/20シーズン 第10節 リヴァプール VS トッテナム

連戦がつづくリヴァプールですが、プレミアリーグ第10節はアンフィールドにトッテナムを迎えます。昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝を戦って以来となる対戦、開幕から好調を維持するリヴァプールに対して、第9節を終えた時点で10位と波に乗れないトッテナム。

それでもミッドウィークのツルヴェナ・ズヴェズダ戦では5-0と快勝し、イヤなタイミングで復調の兆しを見せてきました。アンフィールドでは2011年5月に敗戦して以来負け無しと相性のいい相手。とはいえ、ホームでは引き分けすらしたくない一戦ですが、試合の方は2-1と序盤の失点に苦しみながらも勝利! 負けなしを継続してシティに6ポイント差の首位をキープしています。

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スタメン

中盤はワイナルドゥムとヘンダーソンがIHを務める、インテンシティの高い構成。最終ラインにはミッドウィークのCLゲンク戦で体調不良だったアーノルドが復帰。マティプが不調の影響でロブレンがファン・ダイクの相方を務めます。

1st HALF リヴァプール攻撃陣 VS ガッサニーガ

立ち上がり早々にフィルミーノとマネでチャンスを作ったリヴァプールでしたがその直後、中盤でヘンダーソンがボールを失うと、シソコにファビーニョとワイナルドゥムのプレスがかわされボールは前線のソン・フンミンへ。カットインからのシュートはクロスバーにあたりますが、跳ね返りがケインのもとへ渡ってしまい、簡単に押し込まれてゴール

開始1分の失点で出鼻をくじかれたリヴァプールでしたが、振り返ってみればかえって功を奏した失点だったかもしれません。試合開始直後の得点により、ケインをトップに残し最終ライン4枚と中盤5枚のブロックを敷くトッテナム。前からのプレスもほとんどなく、余裕を持ってビルドアップすることができます。

サラーとマネが内側にポジションを取ることで空いたサイドのスペースを、アーノルドとロバートソンが使い多彩な攻撃を仕掛けます。特にこの日はアーノルドがキレッキレ! クロスの質はもとよりロバートソンへのサイドチェンジのロングパスの精度も高く、何度もサイドからサイドへの揺さぶりをかけて試合を支配します。

しかしこの日はトッテナムGKガッサニーガの当たり日、サラー、フィルミーノ、ファン・ダイクにアーノルドと決定的なシュートを放ちますが、ことごとく弾かれます。ロリスよりもいいんじゃないかというくらいの仕事ぶりに、結局ゴールを割ることができず前半は0-1で折り返します。

2nd HALF 覚醒するファビーニョの攻撃力

後半も立ち上がりから両SB揺さぶりをかけてチャンスを作りますが、立ちふさがるガッサニーガ。さらにソン・フンミンへのロングフィード一発で決定機を演出するなど、とても控えのGKとは思えない活躍ぶりに、内容では圧倒しながらもなかなか得点が奪えません。

そんな中52分、ついに硬い牙城を破ります。ファビーニョが中央から浮き玉のパスを送ると、右サイドの大外で待ち構えていたヘンダーソンがボレーシュート! これが決まり1点を返します。最近の試合では中盤IHの選手に得点が生まれていますが、キャプテンも大事な試合でしっかり決めてくれました! 試合の中でロストも目立っていましたが、帳消しにしてくれましたね笑

そしてこの試合ではアシストしたファビーニョもさらにレベルアップしたプレーを見せてくれました。もともと中盤の底でのボール奪取能力は素晴らしかったですが、中央からの浮き球のパスで何度もチャンスを演出。両SBのクロスに加え、中央からも質の高いパスが供給される、相手からするとたまったもんじゃないチームになってきています。

圧倒しつつも相変わらずビッグセーブを見せてくるガッサニーガの存在もあって、逆転のゴールが奪えませんでしたが75分、マネがエリア内でオーリエに倒されてPKをゲット。これをサラーがしっかりと決めてついに逆転。サラーのPKは思い切りがよくて成功率も高くて気持ちいいですね

その後前がかりになったトッテナムに何度もゴールを脅かされてヒヤヒヤ、最初からハイプレスのイケイケで来られてたら危なかったかも。早すぎるゴールでかえってトッテナム側のプランも壊れてしまっていたかもしれないですね。最終盤にはサラーが足首を気にして交代する心配な場面もありましたが、反撃をしのぎきり2-1での勝利となりました

今節の推しプレー

71分 ファビーニョのカバー

ファン・ダイクが最終ラインからボールを持ち上がろうとしたところを、エンドンベレに奪われ、こぼれ球をエリクセンが前線のケインに供給。これが通ると一気に数的不利のカウンターを仕掛けれられるところでしたが、ファビーニョがしっかりとカバー。さらにボールを運びながらエンドンベレのファールを誘い、イエローカードまで出させるファインプレー。攻撃に守備に素晴らしい活躍でした。

スタッツで振り返る

平均ポジションとヒートマップ
出典:WhoScored.com

枠内シュートが13本と今シーズン最多を記録。ガッサニーガの当たりがなければ4、5点入っていてもおかしくない内容でした。

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