2019/20シーズン CLグループステージ ナポリVSリヴァプール

ついに始まりましたチャンピオンズリーグ。昨シーズン悲願の14年ぶりとなる制覇を果たしたリヴァプールの初戦はナポリ。しかもアウェー!いきなりやっかいな相手です。昨シーズンのグループステージでも激闘を繰り広げたカードですが、最低勝ち点1は持ち帰りたいところ。

試合の方は一つのミスが命取りになるような、非常に強度の高いヒリヒリした展開。ハイレベルの選手たちが全力で戦う、イチサッカーファンとしても最高に楽しめる内容でした。ただリヴァプールは2-0で敗戦。アンフィールドで借りを返せばいいとして、ちょっとアウェーで弱すぎません?

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スタメン

この試合のあと中3日でチェルシーとのアウェー戦が待っているとはいえ、大事な初戦でしかもナポリ戦。現状組める一番のスカッドで挑みます。

1st HALF 強度の高いハイレベルな攻防戦

立ち上がりから高い位置でのハイプレスをかけるリヴァプール。大事な初戦、しかも昨年同じ場所で敗戦していることもあってか、相当気合が入っています。中盤に下りてきたフィルミーノを経由してのサイド攻撃や、シンプルにサラーをスペースに走らせての攻撃といった得意な形を作るリヴァプール。対するナポリは中盤でボールを奪い、アーノルドが上がったスペースを使ってチャンスメイクをします。終始互いに長所を出しながら相手のを長所を消していくハイレベルな攻防を繰り広げます。

7分にはマリオ・ルイが前線にロングボールを送ると、アーノルドが上がって空いたスペースでインシーニェが受け、後ろから上がってきたファビアン・ルイスに戻すとそのまま強烈なシュート。アドリアンがなんとか弾くもボールはふたたびファビアン・ルイスのもとへ、またもや強烈なシュートを受けますがアドリアンが再度ナイスセーブ!難を逃れます。

21分、ファビーニョが中盤でインシーニェからボールを奪取すると流れてヘンダーソンのもとへ、そのままヘンダーソンがスペースにボールを出すと、フリーで走り込んだマネが左足を振り抜きますが今度はメレトが好セーブ。

少ないながらもお互いに決定機は作りますが、GKがしっかりと抑えます。互いのGKが好セーブを見せる時は締まったいい試合になることが多いですが、まさにそんな試合内容となった前半は0-0のスコアレスで終了します。

2nd HALF 連戦の疲れが出た終盤の失点

後半も両チームメンバーは変わらず、引きつづき質の高い攻防を繰り返します。ナポリは前半につづきサラーとアーノルドの右サイドから形をつくっていきます。サラーが前線に残ることが多く、アーノルドも高い位置を取りがちなので強豪は必ずここをついてきますね。それでもこの試合のアーノルドはしっかりと戻り、CBのカバーリングもよくしていました。攻撃力がピックアップされることが多いアーノルドですが、守備力においても代えのきかない選手になってきています。

リヴァプールもフロントスリーを中心に攻めますが、その前にあの男が立ちふさがります。そう、クリバリです。身体の強さ、速さ、そして的確な読みの能力と、ファン・ダイクに引けを取らないワールドクラスのCBが何度もチャンスを潰します。特にフィルミーノ対策はバッチリのようで、いつものようにバイタルエリアで受けてサラーやマネに渡すといったプレーがことごとく読まれてカットされていました。敵ながらお見事としかいいようがないです。このクラスのCBが相手にいるとこんなにも厄介なのかと、ファン・ダイクの存在に改めて感謝したくなりました。

一進一退の攻防がつづくなか試合終盤、ナポリの運動量も落ちてリヴァプール優勢の流れになるかと思いきや、80分にロバートソンが痛恨のPK献上。メルテンスのシュートはアドリアンの手を弾きゴールへ、読んでいたんですがねぇ…惜しかったです。

そしてアディショナルタイムにはファン・ダイクがめずらしく半端なバックパスを送るとロバートソンとアドリアンがお見合いしてしまい、そのスキににジョレンテにゴールを決められゲームセット。ロバートソンを筆頭に主力選手は代表でもクラブでも出ずっぱりで本当心配になります。数少ない敗戦でもダメージの少ないアウェーナポリ戦とはいえ、残念な結果となってしまいました。

今節の推しプレー

36分 ロバートソン起点の中央からの崩し

ロバートソンがハーフライン中央あたりでボールを受けると、メルテンスとロサーノの間の狭いスペースへパスを通します。下りてきていたフィルミーノが受けると、中央に絞っていたマネに反転してパス。マネがサイドのサラーへ流すと、すぐさまヘンダーソンがデコイでシュートコースを開けます。サラーのカットインからのシュートは枠を外れましたが、フィルミーノとマネが低い位置での縦関係で崩したシーンは見ごたえがあり、2人の献身性とポジショニングの上手さが出たシーンでした。

48分 アドリアンのスーパーセーブ

マネとミルナーのプレスをかわし、右サイドから一気に前進するナポリ。早いタイミングでサイドチェンジを図ると受けたマリオ・ルイがファン・ダイクの頭上を超える絶妙なクロス。メルテンスが完璧に合わせ失点ものの場面でしたが、右手だけを残したアドリアンが超スーパーセーブを見せてくれました。前半にもいいセーブがありましたし正確なロングフィードを見せる場面も。どうしてもアリソンと比べられてしまいますが、試合をこなすたびにチームに馴染んでいます。このプレーをもっと価値あるものにするためにも、せめて引き分けで終えたかったところ。

データで振り返る

平均ポジションとヒートマップ
出典:WhoScored.com

スタッツで見てもポゼッション、シュート数、パス数とほぼ互角の勝負。サラーかマネの決定機がどちらかでも決まっていたら逆の結果になっていたかもしれません。ポジションではフィルミーノが相当下りてきている、というか下げさせられているのが分かります。

ナポリは中盤のファビアン・ルイスとアランが高いインテンシティで挑んできましたし、CBのマノラスとクリバリも存在感抜群でしたね。アンフィールドではこちら側がガンガンにプレスをかけて返り討ちにしてやりましょう!

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