2019年12月19日、ついにリヴァプールに史上初となる日本人プレイヤーが誕生しました。
クラブがザルツブルクに所属する南野拓実を、冬の移籍市場が開く2020年1月1日に正式に契約すると発表。
We can confirm an agreement has been reached with @redbullsalzburg for the transfer of Takumi Minamino
— Liverpool FC (@LFC) 2019年12月19日
リヴァプールフットボールクラブは南野拓実選手の移籍についてレッドブル・ザルツブルクと合意に達したことを発表する pic.twitter.com/2yH2N0v3Y1
いやぁついに実現しましたね! 移籍の噂がガチっぽくなってからはあっという間の決定でしたが、水面下ではかなり前からターゲッティングしていたようですね。チームにフィットするかは「リヴァプール南野は誕生するのか?」の記事で考察、というか妄想をしていますので読んでみてください。

昨シーズンのヨーロッパチャンピオンでもあり、今シーズンはプレミアリーグで首位を独走中。現時点での世界最強クラブのと言っても過言ではないリヴァプールへの冬移籍での加入。成功できるかは非常に険しい道のりになると思います。
それでもチャンピオンズリーグで実際に対戦した、ファン・ダイクやヘンダーソンがクロップに獲得を進言したなんて噂も出るほど望まれていた存在。
監督のクロップも南野獲得についてはかなりノリノリでべた褒め。恐らくどのように起用するかはある程度決まっているように思われます。
ザルツブルク出身選手はマネとケイタが所属していますが、マネは言わずもがな、リヴァプールのエースとして完全にワールドクラスのウィンガーに成長。ケイタについても怪我の影響などでフィットするのに時間はかかりましたが、出場すればゴールに直結するプレーを見せて存在感が増してきました。
こういった成功事例があるのも南野にとっては追い風になりそう。
間違いなく戦力として獲得されている以上チャンスは必ず何度か与えられるはずなので、なんとか活かして安定した出場機会を得て欲しいところ。
ファビーニョやロバートソンだってフィットするのに半年はかかっているのでそこは焦りすぎず。
— Liverpool FC (@LFC) 2019年12月19日
そのファビーニョとはすでに顔合わせを済ませているようで、南野はIH起用もありそうですしファビーニョとの連携を見るのも楽しみですね。
Our new number 1️⃣8️⃣ https://t.co/2Og9WcR9vs
— Liverpool FC (@LFC) 2019年12月19日
背番号はザルツブルクで背負っていた"18"に決定! 昨シーズンまでモレノが背負っていたこの番号は、カイトやリーセ、オーウェンといった名手が背負った番号。
特に南野には献身的でユーティリティー性に溢れるカイトのように、選手からもサポーターからも愛される存在になってほしい。
気になるデビュー戦は1月5日に行われるFAカップでのエヴァートン戦、マージーサイドダービーが濃厚とのことで、ここで結果を出すことができれば一気に信頼を得ることができそうです。
思えばドルトムント時代の香川は、シャルケとのダービーマッチでの2ゴールがきっかけで一気に信頼を得て、その後クロップとともに一時代を築きました。
時を越えて別のクラブで、クロップと日本人選手による歴史が作られると思うととても楽しみですね。