【サッカー書籍レビュー】カズのまま死にたい

いや、このタイトルずるくないですか?
タイトルに惹かれて衝動買いしてしましました。

誰もが知るキング・カズの知られざる心の内、たった一冊の本で何が分かるってもんですが、今回はまた少しカズのことを好きになることができたこの書籍を紹介します。

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「カズのまま死にたい」内容の紹介

2020年2月14日発売、全287ページの書籍。語り口調で非常に読みやすいです。

こんな人におすすめ

  • 日本の全サッカーファン
  • 挑戦している方
  • カズのことを好きな方も、嫌いな方も。

著者について

著者:三浦知良

著者の三浦知良さんは1967年静岡県生まれのプロサッカー選手

日本人ならばほぼ知らない人はいないですよね。15歳で渡ったブラジルでプロ選手になると、帰国後はJリーグと日本代表で活躍。1994年にはイタリアセリエAのジェノアへ期限付き移籍、アジア人初のセリエAプレイヤーとなりました。

キング・カズの愛称で親しまれ、Jリーグ発足時から現役をつづけるまさに生ける伝説とも言えるプレイヤーです。

内容について

日本経済新聞朝刊のスポーツ面に隔週掲載されている「サッカー人として」というコラムをまとめたもの。2014年から2019年まで、カズが47歳から52歳の期間に見たもの、感じたこと、そして思いを語ります。

コラムのまとめということで、書籍の発売にあたり過去を振り返って執筆…というものではなく、その瞬間瞬間でのカズの考えや思いが書かれています。

毎年冬にグアムで行う自主トレで感じたこと、シーズン中の自身のプレーやチームの状態への気持ち、代表戦が行われた時には代表へのリアルな思いなどが赤裸々に語られます。

とにかく経験が豊富なカズ、15歳でブラジルに渡り差別を受けながらもプロとして認められ名門サントスのレギュラーを勝ち取る。

Jリーグではスーパースターとして活躍するも、イタリアでは通用せず1年で帰国。長年エースとして君臨してきた日本代表では念願のワールドカップ出場のタイミングで落選。

人一倍栄光と挫折を味わったカズだからこその金言が満載となっており、特に日本代表への思いが語られるときは胸に来るものがあります

50歳を過ぎても現役をつづけるカズ。タイトルにもなっている「カズのまま死にたい」というコラムでこんなことを語ります。

現役をやめるのは死ぬとき、かも。「カズ引退」ではなく「カズ死亡」。

三浦知良は生きていても、カズは生涯を終えたと。

僕としては、カズのまま死にたい。

「カズのまま死にたい」より

監督や解説者などのセカンドキャリアには目もくれず、選手でありつづけることに生涯をかける。そんなカズのリアルな生き様を感じることができる書籍となっています。

「カズのまま死にたい」を読んでの感想

なぜカズは現役でいることにこだわるのか、というよりこだわり続けることができるのか。その答えが知りたくて読みましたが、結局僕がたどり着いた答えはサッカーが好きだからというシンプルなもの。

50歳を超えてもひたすらサッカーがうまくなりたい、ひとつでも多くゴールを決めたいという思いでキツいトレーニングもいくらでも続けられる。

好きこそものの上手なれといいますが、カズのための言葉なんじゃないかと思うほど。きっとカズは現役でいることにこだわっているというより、好きなサッカーをやり続けたいだけなんだと思います

そこまで好きになれるものがあることに嫉妬すらしてしまう一冊でした。

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