リヴァプールサポーターが聴くべきバンド「Suchmos」

リヴァプールサポーターを公言しているYONCEがフロントマンをつとめるバンドSuchmos。ロック、ブルース、ジャズ、ヒップホップ…様々な音楽から影響を受けた媚びないサウンドが魅力。まだまだ活動期間としては若手バンドに入る彼らですが、独特の枯れ具合と熟成された楽曲がたまらなくかっこいいのです。

サッカーファンの方には記憶に新しい2018年NHKサッカーテーマとして、ワールドカップの試合後などで耳にした「VOLT-AGE」も彼らの楽曲。 実はこの楽曲には"You'll Never Walk Alone"とリリックが入っていたりするんです。さらに曲のタイトルにサッカー関連のワードを使用したりと、ガチのサッカーファンかつKOPでもあるYONCE。そんな彼の魅力にも触れつつSuchmosの音楽を紹介していきます。

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バンド紹介

メンバーはこちらの6人。

Vo YONCE
Gt TAIKING
Ba HSU
Dr OK
DJ KCEE
Key TAIHEI

2013年に神奈川県で結成、Suchmosというバンド名の由来は伝説のジャズ・ミュージシャン、ルイ・アームストロングの愛称サッチモから取られています。スキャットのパイオニアとしても有名なルイ・アームストロング、自分たちも音楽的なパイオニアになりたいという意志もバンド名に込められているそうです。

YONCEのリヴァプール愛

KOP界隈ではガチのリヴァプール好きとしてすでに有名?なフロントマンのYONCE、どれくらい好きかというとこちら。

自身初となるライブBlu-ray&DVDのジャケットでリヴァプールのシャツを着ております。ちょっと分かりにくいですけどね笑

footballista増刊号にがっつりインタビューが載っています。

さらにfootballistaのリヴァプール2018-19チャンピオンズリーグ優勝記念号では、5ページにわたりインタビュー記事が掲載され、がっつりとリヴァプール愛を語っております。ジェラードがきっかけでKOPになったようで、紙面でもしっかりとジェラードユニを着てインタビューを受けています。YONCEのおかげで今後SuchmosきっかけのKOPも増えそうですね。

アルバムレビュー

1st ALBUM「THE BAY」

2015年7月8日リリースの作品。Suchmosの音楽といえばアシッド・ジャズ、シティ・ポップといったイメージの方が多いと思いますが、それを最も感じることができる一枚。本人たちも影響を受けていると公言しているジャミロクワイ感が随所に感じられます。

発売当時は車で通勤していましたが、帰りの道でこのアルバムを流して走っていると、それだけでオレ分かってる感を感じられて気分良かったです。それにしてもこの頃メンバーは25歳前後くらいでしょうか。ちょっとセクシーすぎませんかね笑

リードトラック「YMM(ヨコハマミナトミライ)」ですが、いつ聴いても最高にクールですね。このバンドがすごいのはここまでジャミロクワイ感を出してもちゃんとかっこいいところ。下手なバンドがこの雰囲気を真似ても、たぶんダダ滑りして相当寒い感じになっちゃうと思うんですよ。

確かな演奏力とルックスを含めた佇まい、当たり前ですがそもそもの曲作りのセンス。確かなルーツを兼ね備えているからこその説得力がSuchmosにはあると思います。

2nd ALBUM「THD KIDS」

2017年1月25日リリースの作品、1stアルバムの路線を踏襲しつつもサイケ色の強い楽曲やメロウな楽曲など変化の兆しも見られます。しかし、なんといってもこのアルバムからは「STAY TUNE」でしょう!

和製アシッド・ジャズの完成形とも言ってしまえる名曲。HONDA VEZELのCMソングに使用されたことがきっかけで一気にブレイクしました。これを聴きながら夜の街を歩くだけで自分がイケメンになったような錯覚に陥ることができます。なんというかここまでカッコつけてマジでカッコいいのはずるいっす笑

都会的な「STAY TUNE」から一転、潮風を感じるようなメロウでラフな楽曲「MINT」当初はあまりピンと来ていませんでしたが、今では「STAY TUNE」よりもこちらの曲のほうが好きです。削ぎ落としたシンプルなバンドサウンドと、YONCEの吐息まで聴こえてきそうな甘いボーカルの心地いいグルーヴ感に酔いしれます

3rd ALBUM「THE ANYMAL」

そして2019年3月27日にリリースされた「THE ANYMAL」問題作の誕生です。これまでのSuchmosらしさであるアシッド・ジャズ・テイストのサウンドが影をひそめ、サイケでブルージーな世界観の作品となりました。まるで「STAY TUNE」以降のファンをふるいにかけるかのような急激な方向転換にとまどうファンも多数。

ただSuchmosが売れて以降、似たりよったりのおしゃれバンドが量産される中、俺たちはさっさと次のステージへ行くぜというメッセージにも取れて僕は好きです。そもそも1stの世界観を2ndで昇華させて3rdで物議を醸す方向転換…これは4thで最高傑作ができるフラグじゃないっすか!

この振り幅よ!「STAY TUNE」路線を期待していたファンでなくてもこれは困惑。ここまでダウナーでサイケデリックなサウンドを奏でられるとは、和製ジャミロクワイではなく和製ドアーズといったところでしょうか。30歳前後でここまで枯れた雰囲気を出せるなんて素晴らしいですね。何もかもがらっと変わった印象のSuchmosですが、MV中のバンドロゴの入り方は相変わらずでちょっと安心感。

ところでこのアルバムの「WATER」という楽曲には”聖地リバプール”なんて歌詞も出てきます。ピアノの音色が美しいクラシカルな楽曲でおすすめ!さらに「HERE COMES THE SIX-POINTER」という楽曲も。サッカーファンにはおなじみでしょうか、優勝争いや降格争いをするチーム同士の戦いを指すシックスポインターという言葉。Suchmosの楽曲はちょこちょこサッカーネタが入るのでそこに注目するのも面白いですよ。

Suchmosが今後どのような方向性の音楽を作っていくのか、生粋のKOPでもあるYONCEが仕込むリヴァプールネタにも注目しつつ楽しみたいですね。

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